てくてく日記・８４「支援に感謝」

フリースクールの飾り窓

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１１／１９（月）〜１１／２５（日）

月：スクーリング（体育）
火：フリースクール（父：公休）
水：フリースクール
木：フリースクール
金：勤労感謝の日、義父誕生日、Ｔくんが遊びに来る
土：レポート提出に学校へ
日：休養日

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　今週、フリースクールに新しいお友だちが増えた。Ｒ君という名前の男の子で、昇平と一緒にゲームやトランプなどをするようになって、たちまち仲よくなったらしい。おかげで昇平はフリースクールがすごく楽しくなったようで、行ける日を心待ちにするようになった。帰りも今までより電車を一本送らせて、ぎりぎりまでスクールにいる。

　Ｒ君の年齢はまだわからない。昇平よりは年下らしいけれど、昇平は相手の歳をあまり気にしないので、聞いても「わからない」と答える。
　ちなみに、我が家によく遊びに来るＴ君は、ゆめがおか学級時代の後輩で３つ年下だし、学校の遠足などで一緒に行動するＹさんはすでに３０歳を過ぎているらしい。いろいろな年齢の相手でも、気が合えば平気で友だちになれてしまうのは、昇平のいいところだな、と思う。

　Ｒ君にしても、きっと学校で人間関係がうまくいかなくなって、フリースクールに来るようになったのだろうから、そこで仲よく遊べる友だちができたのは、すごく良かったことだと思う。自分にとっての居場所は学校だけじゃない、世の中にはいろんな人がいて、自分に合う相手だっているんだ、ということを実感できるだろうから。

　３．１１のあの日、このフリースクールは建物に大きな被害を受けて、そのままなくなってしまうのではないかと心配された。子どもたちの居場所がなくなっては大変！　と考え、ネットを通じて支援を呼びかけたところ、全国どころか海の向こうからもたくさんの義援金が集まって、今の建物で再開することができた。その建物も、ライオンズクラブに所属する方の善意で、格安で貸していただいている。
　支援の輪はまだ続いていて、つい先日も、アメリカの支援団体がフリースクールのためにボランティアバザーを開いて、集まった義援金やプレゼントを子どもたちのために送ってくださった。本当に本当にありがたいことだと思う。

　とてもたくさんの人たちによって支えられているフリースクール。
　そこで子どもたちは自分の居場所を見つけ、新しい人間関係を築き、将来に向けて成長を始める。
　人に支えられるということは、こういうことなのだな、と心から思う。

　皆様の声援とご支援に、いつも心から感謝しています。ありがとう。

（2012.11.26記）

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[12/11/26(月) 07:29] てくてく日記